
白井駿太郎Q.働いてみて、うれしかったこと、つらかったことは?
白井 車椅子からベットへの移乗の時、最初の頃はすごく怖がられていました。しかし最近のことですが、移乗の後に頭を撫でてくれた方がいたので訊いてみると、「全然大丈夫だった」と話して下さり、とてもうれしかったです。
片桐 橋口さんが言われたことですが、小さい施設だからこそ、自分のやりたいことがそのままできるということがあります。例えばモビールを貼ることなど、自分がやりたくてやりだしたことを係にしてくれたというのは、小さな施設だからこそできたことだと思うんです。これはすごくうれしくて、モビール係ができたことを周りの友達にも自慢しました。
つらかったことは、仕事が慣れてきてこなせるようになった頃、自分はこうしたいけど、時間がなかったり、自分の力不足だったりと、自分のやりたい理想と現実とのギャップに悩んでいた時もありました。今は大丈夫ですけど。
橋口 入居者さんから「ありがとう」「忙しいのにごめんなさい」など、そういう一言一言を声かけしてくれることがうれしくて、ここまで続けてこれたと思います。
逆につらかったことは、入居者さんにとってここが最後の家となり、亡くなるケースを何人も看てきたことです。家族ほど近くはないけれども、たくさん接してきたので、家族のように親近感が湧くというか、今までたくさん泣いてきました。